「COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ」

TEAM-NACS全国公演「COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ」
5月8日 ソワレ 札幌・道新ホール
5月19,20日 ソワレ 池袋・サンシャイン劇場
8月5日 香川・アクトホール
9月2日 クローズドサーキット・東京

先ほどのN響アワーの第九演奏会を聴きながら、年の瀬に今更ながらの感想を書いております。




札幌では、洋さんの成長ぶりにただ圧倒された。
連ドラを経験したことで、こんなに変わるものなのかって驚いた。
望郷の次の日だったので、そちらのイメージが強すぎてカールの印象が弱かったのは覚えてる。

少しおいての東京2日間、観る側も全体を見る余裕が出てきた。
札幌ではおとなしめの印象のフランツが徐々に変わってきて、若干狂気も入るように。
フランツは、自分が観たものに関しては東京がよかったと思う。

香川は、自分が観たのはコウモリ事件の翌日の公演。
事前にある程度は知っていたけど、まず開演前のリーダーの挨拶に驚く。
演じる側も観る側もものすごい集中力だったと思う。
若干空回り気味な面もあったのが残念だったけど、他はこの香川がベストだった感じがする。

今回は、NACSでは珍しく主役が主役らしくぶれずに軸になってて、あまり大泉洋を感じさせずルイだったのがよかった。
音尾くんは、どの公演でも一定とした安定感で、一人芝居のところはやはりすごいなと思った。
顕さんは、安田ワールド全開で存在感たっぷりの熱演で、香川ではすごい迫力だった。
リーダーのサリエリは、みんなを見守るような暖かさでリーダーらしくてよかった。

去年の暮れのLOOSERアンコール公演を観たときは全国公演どうなるんだろうと心配だったけど、札幌で観たときにホッとしたものな。
ちゃんと稽古できればいいものを観ることができるんじゃないと。
次回公演はいつになるかわからないけど、またいいものを観たい。
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