清水企画「隣りの王様」

2005年3月5日 下北沢「劇」小劇場
若手演出家コンクール2004最終審査

今日で札幌公演も終わったので、改めて感想を書いてみようかと。
何と言っていいかちょっと難しい。
まともな人が出てこない不条理な世界が続く。
もやもやしたまま唐突に終わり、ほんとに終わりで拍手していいものかとまどった。
観終わったあと、友人といろいろ話しながらじわじわとカウンターパンチのように効いてくるという感じ。

岩尾くんが板付きでの登場だったんだけど、声を聞いた瞬間の安心感がなんとも言えず。
抜群の安定感でやはりいい役者さんだと改めて思う。
城谷くんは出番少なめだったけど、味は出ていた。
女優陣も結構よかったな。
あとものすごく当たり前のことだけど、目立った台詞を噛むということはなかった。
芝居 | comments (2) |

comments

>千恵犬さん
感想聞かせていただきましてありがとうございます。
確かにちょっとなんといっていいか難しい芝居でしたね。
清水さんはこういう感じの芝居が多いそうです。
お芝居は生で観る良さがわかるとどんどん行きたくなりますよ。
カコ | 2005/03/22 23:42
カコさん、2週間ほどちょっとさかのぼりまして、感想を書きます。
清水企画さん、私にとっては難しかったです。(その難しさを説明するのもちょっと難しい)
でもなんか、その難しさがなんとなく好き!
頑張って話を自分なりに解読しようとするが中々難しくて今回のお芝居、観を終わってからしばらくは頭の中で話がグルグルでした。

いやぁ〜、岩尾さんやっぱり凄いですね!とても惹きつけるオーラがあるお人で、お芝居観れた事に感激しました。
他の役者さんも中々良かったです。城谷さんの出番はあまりありませんでしたね!顔の方も全部だせす。
まぁ〜、あのお話の内容では仕方がないのですが・・・
私にとって今回のお芝居は、生でお芝居を観ると言うのが1番いいとわかったお芝居でしたね。

最後に、つたない感想ですいませんでした。
千恵犬 | 2005/03/22 00:02